寝違いは、首の筋肉の「炎症」が原因の一つですが、寝違いは読んで字のごとく「違う寝かた（姿勢）」が発症の要因になるとされています。

• ソファーなど体に負担の多い場所で寝てしまう
• 寝ている時の首の姿勢が悪かった
• 睡眠姿勢が身体に合っていない

このような場合にも寝違いは発生します。また、長時間同じ姿勢でお仕事や生活をした後に、急に首を動かして、発生する場合もあります。

寝違いは、場合によって、痛みが１ヶ月近くも続いてしまうケースもあります。

とはいえ、実際は、

医学的にも確実な寝違いの発症原因が解明されていないことも事実です。
 

こんな間違った対処をしていませんか？

 首や肩が痛い時に、自分でマッサージをする

 痛みのある部分をやたらと強く揉む

 首の痛みを我慢して、無理やりストレッチする

 とにかく湿布をベタベタ貼る

 お風呂などで首や肩まわりを温める

当院では、寝違えた時には首の「揉みほぐし」・「ストレッチ」・「湿布の貼りすぎ」・「温める」はしない方が良いと考えています。

首が痛いとついつい、揉んだり、ストレッチをしてしまう方が多いですが、これらは、寝違いの症状を長引かせるだけです。寝違えた時ほどの、患部への揉みほぐしやストレッチは危険です。

また、何もせずに痛みを放置し続けると、自然に回復して、首が動かせるようになったとしても、またすぐに再発することも多くあります。

痛みを緩和するには、その原因と正しい対処法を知っておくことが何よりも大切です。

間違った対処は、改善までの時間を遅くしたり、酷い場合は悪化させてしまいます。よく聞く話ですが、自分で色々とやったら痛みが酷くなったというケースも当院では多くみられます。

 長時間、同じ姿勢でのパソコンが多い

 読書が大好きで同じ姿勢のまま読み続けてしまう

  よく自分で首をポキッっと鳴らしている

 肩こりや偏頭痛持ちだ

 うがいをすると首に違和感・痛みがある

 よくソファーで寝てしまう

 寝る前に寝ながら携帯をいじってしまう

 あまり寝返りをうたない

一つでも当てはまる方は、寝違え発生に要注意です。

寝違えてしまうということは、現在のあなたの体の疲労感や姿勢に問題がある可能性が高いです。

少しでも怪しいと感じたら、早めのケアをお勧めします。